WordPressって将来性はどうなの?

WordPressって将来性はどうなの?

最近、Wordpressがオワコンになりつつある、という話をよく聞く。ところが、実際には、Wordpressの案件が絶え間なく来たりする(月2~3件以上)

それだけ、WordpressがWebサイト構築に非常に効果的な仕組みであるのだが、今後Youtubeの様な動画媒体に置き換わるのではないかという声もチラホラ聴く。

今回は、Wordpressの将来性について、現場の目線から考察する。

  • WordPressは、今後も5~10年近く残り続ける
  • とはいえ、将来的にどこかで終わりが来る

WordPressは、今後も5~10年近く残り続ける

今回のマナブさんの動画の中で、

これから「テキスト→動画」へのシフトが進むと、WordPressが衰退する可能性があります。

というお話があった。あくまで”可能性”と言っているので、衰退すると断定しているわけではないが、その点については、なるほどね!という視点と、ホントにそうなの?という視点がそれぞれあったので、サーバーサイドを長年やってきたWebエンジニアとしての視点で検証してみた。

Webエンジニアの私の見解は、

WordPressは、今後も5~10年近く残り続ける

と思っている。理由は単純明快で、

  • テキストコンテンツは、電波が弱いエリアでは代替される可能性が高い
  • テキストコンテンツは、データを表示したり活用したりするのに重宝する

という理由だ。

テキストコンテンツは、電波が弱いエリアでは代替される可能性が高い

我々は、今現在ではGoogleのテキスト検索を活用したりSNSを利用して、知りたい情報を得るようにしている。今後は、5G回線が普及することによって、動画の閲覧環境が大幅に改善される。その結果、検索結果の先には動画が出てきて、その動画を見て人々は情報を得るようになる未来が予想されている。

ただし、動画にも弱点がある。

それは、電波が弱いエリアでは動画の再生速度が遅くなる、ということだ。

目的地の情報を詳しく調べたり口コミ情報を現地で探す場合、動画だとストレスがたまる可能性もある。緊急性が高い情報を調べる際も同様のシーンが予想される。

特に、地下鉄や田舎(過疎地、離島)は、5G回線が普及するのが非常に遅いと予想される。4G回線も普及自体に10年近くかかっている。

というわけで、日本国内が津々浦々5Gが普及しないと、テキストベースのコンテンツがすぐに動画に置き換わることはないのではないだろうか?

<補足:5G回線の普及について>
最近では技術革新の伝播度が上がっているので、5Gの普及に10年かかることはないと思うが、それでも東京オリンピックには5G回線を導入する動きは高まってきているので、過度期が早くなる可能性もある。

引用元:第4世代移動通信システム

テキストコンテンツは、データを表示したり活用したりするのに重宝する

WordPressは、ブログの様なテキストコンテンツだけでなく、サーバーサイドからデータを取得し、グラフで表示したりCSVで出力することもできる(※カスタマイズが必要なケースが多い)また、会員制コンテンツを作ることもできる。

私が良くWordpressを担当するケースとして、会員制サイト内で専用コンテンツを提供するWordpressサイトを作る、というのがある。
特に会員向けにデータ提供(CSV、PDF等)を行う運用をメインに扱っている場合は、すぐに動画コンテンツに差し替える、というわけにもいかなくなる。

つまり、回線の速度が爆速になったからといって、既存のWordpressがすべて動画コンテンツに代替されることはない。と言っていいだろう。

私の予想では、今後5~10年近くは、動画+テキストのハイブリッド時代がやってくると思っている。

とはいえ、将来的にどこかで終わりが来る

しかしながら、10年、20年と経つにすれ、どこかで動画コンテンツに差し変わったり、VR(仮想現実)を利用した3Dコンテンツに差し変わる時代が来るだろう。Wordpressが今も案件があるからと言って、いつまでも続くわけではない。

先ほどでもちらっと申し上げたが、Wordpressが衰退するターニングポイントは、

  • 電波が弱いエリアでも、動画コンテンツがテキストコンテンツより有効に使える
  • テキストコンテンツによるデータ提供が不要になる

このいずれかの技術変革が起きたとたんに、Wordpressが衰退を始めると思っている。

最後に

個人で稼ぐ人は、将来的な技術変革に備えるために技術の先取りをすべきというのは、私はマナブさんと同意見である。競合が少ない今だからこそ、Youtube等の動画コンテンツの作成スキームを構築して、他社との差別化を図ったほうが先行者利益が得られるだろう。