夢のまた夢:高福祉国家Japan

夢のまた夢:高福祉国家Japan
最近、デンマークの高福祉国家に関する情報や、ベーシックインカムの導入について議論されることが多い。
但し、私は、日本は高福祉国家になるのは絵空事だと思っている。
日本では到底なし得ないだろう。
日本は今後も、格差拡大・低福祉国家の道を突き進むと思っている。その要因は主に4つあると考えている。
 

その1:他人任せの国民性。

他責主義の日本では、まずデンマークレベルの民主主義は実現できない。
 
というか、
・「日本の国の事には興味ないけど、ママさんの託児所を増やしたい」
→財源の事も考えずに、どっから託児所設立の財源を持ってくる?ボランティアですべて賄えるのか?
 
・「そもそも有望な政治家が選挙区にいないので、投票に行かない」
→知らねーよ。不倫してようが何しようが、自分の政治思想に最も近い政治家に賛同票を投じるのが、民主主義の原則だ。
 
その制度を活用せず、国のせいにするのは間違ってる。それが嫌ならば、昔の日本赤軍みたいに革命活動して国家の意思決定の仕組みを変えるか、国外逃亡しかないだろう(あれ?小西さんは…?w)
 

★駐日デンマーク大使が語る、今の日本に必要なこと「社会を変えるのは国民の責任だから」

http://epmk.net/freddysvane/
 
…自らの政治意思決定を放棄して、他人に意思決定や責任を押し付けている輩が多い日本が、マクロレベルならまだしも、ミクロレベルの環境を変えられると思うか?
 
 

その2:みんな仲良くおててつないで足を引っ張る国民性。

同調圧力の強い国で生産性の向上等望むべくもない。未だに「対面のコミュニケーションが大事だ!」と、朝礼をやってる企業がある。
しかも、生産性の高い社員にもそれを押し付ける。
 
そんな企業が淘汰されない日本が、生産性を高められるのか?残業を減らせると思うか?
 
さらに、生産性が高くなく国民の数だけが多い国が、貧困率が少なくかつ高福祉国家を目指すなど愚の骨頂。
現状のままやろうとすると、物価だけが上がり収入は増えず、国民全員が貧困に陥るシナリオが目に見えている。
 
 

その3:国際競争力が高くならない日本の環境

あと、デンマークが国際競争力が高くなる背景は、ヨーロッパ諸国がかなり近くに隣接しているのが大きい。
欧州諸国は、人口が少ないと内需が大きくならないので、必然的に企業も越境しないとビジネスが成り立たない。
 
その点日本は、1億2000万人もの人口を抱え、マーケット自体が大きいので、国際競争力をつけなくても何とか生き残れるんでね。
 
 

その4:失敗は許されない。詰め込み主義教育

日本の教育は、そもそも詰め込み主義だ。理系の私ですら、なぜ(Why)?という観点で物事を考えた経験があまりない。
どちらかというと、算数・数学の世界ですら、公式を覚えることを最優先に教育された。
そうすると、大半の日本人は、現状を疑う、未来を創造する力が失われてしまうと思う。実際に、日本の官僚は優秀な事務員で、未来を創造し政策を推進する人たちではない。

その点、デンマークは早くから「教育」によって、人財を育成し、一人一人に見たいを想像させている。

★世界一幸せな国デンマークに学ぶ。理想の未来に向かって生きる秘訣とは?
http://epmk.net/lolland-6/
グローバル化がこれだけ進んだ今、「未来を創造」できない人が多く生み出されるということは、国際競争力、つまり高度な生産性を持てなくなるだろう。
従って、国は豊かにならずジリ貧になっていくのが目に見えている。
 
…というわけで、国民性や地政学を無視して、デンマークみたいな高福祉国家、平等国家を謳うなど、勘違いも甚だしい。そういう話をしてくるやつには、「まずは選挙に行け!」と言いたい。
 
http://epmk.net/ranking/