【読了】多動力の重要さと巷に見る誤解

【読了】多動力の重要さと巷に見る誤解

大分、ブログの更新が滞ってしまった。
ところで、ずいぶんと昔の話になってしまうが、ホリエモンこと堀江貴文氏の”多動力”をKindleで読んでみた。
少しネタバレになってしまうが、ホリエモンの多動力とは、すごく端的に言うと”マルチタスク”で動け、ということだ。
ところが、巷では”多動力”は、次から次へと新しいことに手を出して、すべて中途半端でもよい。という誤解が生じているように思える。
今回は、その多動力について解説する。

 

多動力の重要性

実は、私も多動力を利用している人の1人だ。
というのも、自分が経営している会社はまだまだよちよち歩きであるため、人を多く抱えるほどの資金を有していない。
結果として、自分自身が会社の経理(会計)・請求・商談・制作とすべてのタスクをこなさなければならなくなっている。
しかし、当然のことながら、自分自身ですべてこなしていてもいずれ限界は来る。
それどころか、自分の持ち時間以上稼ぐことができないし、ビジネスもスケールアップすることが出来ない。
そこで、「多動力」の出番というわけだ。
 

どのようなときに多動力が発揮できるか?

「多動力」がいつ必要なのか?
「他動力」はどのようなときに力を発揮できるのか?
それは何か?というと、自分の持ち時間やお金で、自分のビジネスがスケールアップできなくなった時だ。
例えば、起業して当初は仕事がなく時間も有り余っているが、徐々に仕事が増えてくると時間が足りなくなってくる。
ところが、まだ手元の現金が少なく人を抱えるほどの余裕がない。
その場合は、外注という手段を使って動力を発揮することがある。
お金が入ってくる保証があれば、このように外注を使った多動力はきわめて有効だ。
「もちは餅屋に」という原則もある。
お金と時間を駆使することで、自分自身が他の分野や新規事業を立ち上げる余裕が出てくる。
つまり、自分が立ち上げたビジネスがある程度軌道に乗り、その他のことをやり始める余裕ができてから、
多動力を発揮する土台が出来上がるのだ。
 

すべてを中途半端に、とはホリエモンは言っていない

ここで指摘したいのは、「多動力」の勘違いだ。
「多動力」に書かれている内容をうのみにして、次から次へと中途半端に手を出して、結局何も成し遂げていない人を数多く見てきた。
彼らに共通しているのは、「物事を完結できない実力不足」を「多動力」へとポジティブシンキングしてしまい、「物事を完遂できない」癖がついてしまっていることだ。
上記にもある通り、別に自分自身で物事を完遂する必要はない。だが、自分のビジネスであれば責任をもって完遂する必要があるはずだ。
別に外注に頼んでもよい。
場合によっては、自分が徹夜して仕上げてもよい。
そうやって、完成させていくことも同時に意識しなければ、「多動力」は労多くして益少ない状態で終わってしまうだろう。
ホリエモンは、「すべてを中途半端になげだせ」とは「多動力」の中で一言も言っていない。