ストック型ビジネスを持って、3つの自由を手に入れる
最近ストック(資産)型ビジネスを持て!という記事が多い。
例えば、一番わかりやすいビジネスモデルは、不動産収入の様な、自分が働かなくても収入が入る仕組みだ。
特に、東京都内で駐車場が増えている理由は何か?考えると、ストック型ビジネスのメリットが見えてくる。
今回は、そのストック型ビジネスについて解説する。
ストック型ビジネスとは?
先ほどお伝えした通り、自分が働かなくても収入が入るビジネスのことだ。
世の中で出回っているビジネスは、大きく分けると以下の2つに分けられる。
- 労働集約型ビジネス
自分自身が働いて、その対価を得るビジネス。自分自身が収益を得る原資となるため、倒れたら一巻の終わりである。 - ストック型ビジネス
自分自身が働くなくても収益を得られるビジネス。自分自身が収益の原資とはならない。
お金や時間などの初期投資が大きいのが難点。
ストック型ビジネスは、いわゆる不労所得の原資と解釈していただければ分かりやすい。
日本の謎の教育
そもそも、日本には謎の教育があって、1945年以降に生まれた人は、大半がその教えを忠実に守っている。
- いい大学に入りなさい。
- いい会社に就職しなさい。
- ずっと働いていれば、リタイアした後に年金がたくさんもらえる。
- 起業なんて失敗するからやめなさい。
このような言葉を両親から聞いたことがある人はいると思う。
なぜなら、日本の教育がそうなっているからだ。
実は、日本の教育は、高度経済成長前後から優秀な労働者を数多く生み出すための教育を目的としており、現在でも大きくは変わっていない。
その証拠に、高校生の一斉大学入試や新卒の一斉就職活動といった、画一的な教育システムをとっている。
一方、資産形成の方法やお金の動かし方のような、ファイナンシャルリテラシーを鍛える教育は重視されていないのだ。
その点、海外に行くとその差が顕著になる。
そもそも、労働を美徳としない海外の人々は、非常に投資に関する意識が強い。
それはなぜか?というと、端的にいえばストック型ビジネスを作るためにある。
彼らは、若いときに不労所得の源泉であるストック型ビジネスを作り、早期リタイアメントするのが人生設計の大きな柱になっているのだ。
ストック型ビジネスの収益モデル
ストック型ビジネスの代表的な収益モデルは、以下のパターンがある。
- 不動産収入(マンション経営、駐車場経営等)
- 株式配当
- 広告収入
- Webサービスやアプリの課金
- ブログのマネタイズ
それぞれの、メリット・デメリットをまとめたのが以下の表である。
メリット | デメリット | |
不動産収入 |
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株式配当 |
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広告収入 |
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Webサービスや アプリの課金 |
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ブログのマネタイズ |
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このようにみていくと、初期投資の金額が大きいビジネスは、比較的即金性が高い。
一方、初期投資がかからないまたは少ないビジネスは、即金性が低いのだ。
すでにビジネスで成功した人であれば、即金性が高いビジネスを始めやすいが、
そうではない人は、現金がほとんど手元にないはずだ。
その場合、地道にストック型ビジネスを育てる必要がある。
そう、田畑を耕し、作物を育てる農夫の様に・・・。
3つの自由(場所・時間・収入)を得るためには、ストック型ビジネスを持つことは必須条件
話は変わるが、3つの自由(場所・時間・収入)を得るためには、ストック型ビジネスは必須条件だ。
3つの自由は、密接に関係している。
収入の自由が得られなければ、時間の自由が得られないし、場所の自由も得られない。
但し、収入の自由を得るためには、自分が働いた時間以上の収益を得る必要がある。
そのためには、自分以外に働いてもらうしかない。
自分以外に働いてもらう仕組みが、今までお伝えしてきたストック型ビジネスなのだ。
海外に移住して、自由に過ごしたい人は、ぜひストック型ビジネスを持つことをお勧めする。