日本とここが違う!マレーシアの道路事情
マレーシアにいると感じるのが、日本と異なる道路事情である。
マレーシアのインフラは、1990年度以降にマハティールが首相の座についてから急速に発達した。
そのため、1960年代の東京オリンピックを境に発達した日本のインフラとは、事情が大きく異なる。
今回は、日本とマレーシアの道路事情がどのように違うのか?についてお伝えする。
マレーシアには、交差点が少ない
日本では当たり前のようにある、T字路や十字路交差点。
マレーシアでは公共の道路ではあまり見かけることが無い。
隣国のタイやシンガポールは、マレーシアと比べて比較的交差点が多いが、マレーシアはジャンクションやランプ、ロータリーが多いのだ。
マレーシア、特にクアラルンプールエリアで交差点があるのは、住宅地やリゾート地の中だ。
日本と異なり、マレーシア等ではセキュリティの関係上、住宅地エリアの入口にセキュリティゲートがある。
その中では、比較的交差点がある。
歩行者には優しくない
逆にいえば、公共の道路は危なくて歩けないし、歩くスペースが確保されていない。
最近では、歩行者向けの歩道を整備するようになったが、そもそもマレーシアでは、ひったくりやスリが多いので、
町中を平気で歩くのはかなり危険である。
人通りが多いエリアならまだしも、郊外の住宅地の外にある公共の道路を歩くのは、非常に難しいといえる。
ましてや、ほとんどの道路は「車両優先」であるため、日本の様に「歩行者優先」の気持ちで道路を渡ると、間違いなく車にひかれてしまうだろう。
そう考えると、「日本は素晴らしい国だ」と外国人が言うのもうなずけるのだ。
自分で自分の身を守る意識を
海外移住、特にマレーシアに移住を検討する人は、是非歩道を歩く危険性を十分に認識したうえで、移住先の住居をどこにするか?検討してほしい。
慣れないうちは、Saujana Villaの様な、日本人が数多く住んでいるコンドミニアムにショートステイしながら、現地の環境に慣れていくのも1つの方法だ。
特に、海外では何もかも自由な分、すべての責任は自分にあるという気持ちで、自分で自分の身を守る意識を高めておいた方がよいだろう。