小さく起業すること(スモールスタート)のススメ
かねがね起業は難しいと、このブログで口酸っぱくいってきたが、起業はやり方によっては上手く行くことがある。
ただ、そのやり方も多種多様なため、中々自分にマッチした情報を得ることが難しい。
今回は、その中でも一番成功率が高いスモールスタート起業についてお伝えする。
小さく始める
最近、スモールスタートという言葉を聞いたことがあると思う。
つまり、文字通り小さく始めるという意味だが、これには深い定義がある。
その意味とは、小さい資本で始めよ。である。
例えば、真逆なのが店舗を構えて飲食店を出すケースだ。
当然設備費用もかかるし、食器やその他機材の準備も必要だ。
そうすると、当座の回転資金を含め莫大な資本が必要だ。
仮に成功すれば、資本(≒お金をさらに生み出す元)を拡大することができるが、
失敗すれば大きな財産を失うことだってありうる。
その失敗を防ぐために生まれたのが、スモールスタートである。
具体的に小さく始めるには?
では、具体的にどう小さく始めればよいのか?
一番手っ取り早いのは、ずばりインタビュアーになることだ笑
どういうことか?というと、自分の得意分野に関することで見込み客の課題をひたすら聞くのである。
ヨガのインストラクターをやりたいのであれば、ヨガのインストラクターにひたすら話を聞きに行くのだ。
課題を聞いているうちに、彼ら特有の共通の悩みが出てくる。
その課題がなぜ解決されていないのか?がわかれば、もうしめたものだ。
解決できていない課題が、なぜ解決されていないのか?どうすれば解決するのかがわかれば、
その時点でお金が発生するビジネスになるのだ。
別にすべてを自らが解決する必要はない。
コンサルティングの様に、課題を持っている人をコーチングするだけでも、
立派なビジネスだ。
しかも、悩みを聞くぐらいなら、どこかの喫茶店で話を聞くのもよい。
そうすることで、ほとんど営業・サービスに関するコストを抑えて起業することが可能だ。
固定費は極限まで削る
特にスモールスタートで気を付けてほしいのが、固定費を極限まで削ることだ。
個人的な経験だが、コストコントロールを起業する段階からシビアに身につけておかないと、
固定費ばかりが大きくなって、いつの間にかキャッシュフローが悪化していることがある。
特に、インストラクターやコーチング業であれば、極端な話公園やカフェでもできる話だ。
いきなり大型のスタジオや、貸会議室を契約する必要はない。
できるだけ見栄を張らずに、固定費を抑えて利益を上げる。
それを意識するだけで、起業するベースを確立することは可能である。