【起業したい人向け】起業して3年で会得した「儲ける仕組みの組み立て方」
海外で起業して3年が立ったが、ようやく最低限の収益が作れるようになってきた。
今回は、自分の失敗事例や経験をもとに、どうすれば儲ける仕組みができるのか?をお伝えする。
いきなりがっつり儲ける仕組みを作るのは困難
起業において、いきなり1000万円の案件を受注したり、月額100万のコンサルティングを受注するのはかなり難しい。
起業した人の信用もさることながら、やはりよちよち歩きを始めた会社や個人に、いきなり大型案件を任せる企業は、よほどの信頼度がない限り希少なのが現実だ。
発注側からすれば当たり前の話で、実績も信用の裏付けもない状態では、単価の高い案件を受注するのは大変難しい。
さらに、BtoC(企業と消費者との取引)も同様で、起業当初から多くの売上を積むのは、企業の社会的信頼性から言っても相当厳しいはずだ。
上記をクリアできるのは、個人事業主で「個人としての信頼」を積み上げてきた場合に限るだろう。
個人としての信頼を作るためには、誰でもある程度は理解できる実績を作る必要がある。
お客のためになる仕事を繰り返して、経験と信頼を積み上げる
私の知り合いの社長も、起業した当初は、やりたいことが思うように実現できず、顧客から依頼されるホームページの制作やバナー画像を数多く作成して利益を確保していた。
今では、会社も大きくなり、やりたいことができるようになったそうだ。
しかし、起業した方の中には、
- 起業したからには、自分のやりたいことを実現する!
- 起業の目的に合致しない仕事は受けない!
と言っている人がいるが、そういう人が上手くいったという話を聞いたことがない。言っている人で成功した人は、たいてい「顧客から求められている仕事(ニーズ)」と「自分がやりたいこと」が一致している場合だ。
特に、仕事を発注するのが法人や個人である以上、人間が発注を判断することになる。その判断のベースとなるのが、信頼もさることながら実績が一番多くの要因を占める。
付き合いの浅い人からも発注されるように、経験と信頼を地道に積み上げていくのが一番の近道だ。
経験をもとに、自分を商品・サービス化する
ただし、お客のためになる仕事を繰り返していても、大きく儲けることはできない。なぜなら、自分の持ち時間以上利益を確保するのが難しいからだ。
自分の持ち時間以上の利益を生み出すためには、自分以外の仕組みに利益を生み出してもらうよう、仕組みつくりを行う必要が出てくる。
例えば、
- ブログによる広告収入
- 自分の経験やノウハウを電子書籍化し販売する
- オンラインサロンで、Webコンテンツや動画を活用してコーチングする
といった仕組みだ。
特に希少な経験をする仕事の体験談やノウハウは、Googleの検索結果にヒットするような情報が少ないので、ニーズさえあればオンラインで販売するだけでも、月数万程度の利益を生み出すことが可能だ。
最後に
起業した当初は、何しろ時間だけは余っている。まとまった収益を作れるようになるまでは、実績つくりと発信は並行して行う方が効率が良い。
SNSを活用するのはもちろんのこと、ブログをオウンドメディアとして活用することで、集客も利益の確保もさらに効率化することができるようになるはずだ。