【コラム】令和の時代、ITリテラシーが低い会社や個人は、ガチで滅びるかもしれない
昨日5月1日をもって、平成は終わり令和の時代を迎えた。
これからの時代はITリテラシーが低いと、時代の流れに取り残されるどころか、会社がなくなってしまったり個人としてビジネスできないことになりかねない。
今回は、令和の時代に至ってもITリテラシーが低いとどうなるか?について、警鐘を鳴らそうと思う。
ITリテラシーが低いと、不利益だらけになる
このブログではいくつかの記事でお伝えしている通り、ITリテラシーが低いと著しい不利益を被ることになる。
不利益とは、簡単に言えば、
- ビジネススピードの劣化
- セキュリティインシデントによる損害賠償
の2つに他ならない。これ以上もこれ以下もない。
GDPRのように、多額の損害賠償を払わないといけないケースが生じた場合、企業は倒産、個人は自己破産の可能性だってあるのだ。
ITベンダーの思惑に乗っからないと見栄を張っても、何の得にもならない
たまに、
とおっしゃっている人がいるが、思い違いも甚だしい。なぜ、ソフトウェアやハードウェアの専門家ではないのに、なぜ現状維持が最適解だと判断できるのか?IT業界に身を置く私ですら、OSの細かい機能まですべて把握しているわけではないので、現状維持が最適かどうかはすぐに判断できない。
最近は、そういう方と討論することすら疲れたので、相手にしなくなったのだが、それでもなお彼らに聞きたいことがある。
インターネットに接続された環境においては、現状維持といった考えは成り立たない。なぜなら、日々ソフトウェアもウィルスもクラウドサービスも、進化し続けるビジネスモデルになっているからだ。つまり、リスクは日々進化しているのに、その対策が進化しないということは、いずれ攻撃を受けた時に損失を被る可能性が格段に高くなる。
現状維持は、はっきり言ってビジネス上マイナスでしかない。
(利益が出ないので)誰も相手にしなくなる
これは、どのITベンダーにも言えることだが、
といった点だ。
IT企業を経営してわかったことだが、ITリテラシーの高い会社と取引すると彼らのIT知識に対する吸収スピードが速い。そのため、新しい技術をベースに新しいビジネスを次々に思いつき、時代に即したトライ&エラーができるようになっている。しかも、サポート離れ(顧客が自分自身で問題解決できるようになる)が良いので、そういった会社や個人にはITベンダーも取引しやすい。
ところが、真逆のケースもある。
そういった会社と取引しても、サポートに想定よりも多くの工数を割かれてしまい利益につながらない。しかも、そういった会社に限って次の投資が鈍りやすいので、サポート契約を打ち切られやすい悪循環に陥る。
つまり、ITリテラシーが低いと誰も相手にしなくなってしまうのだ。
今からでも遅くないので、ITリテラシー向上のための努力を!
2020年の東京オリンピック以降、5G回線の普及によりIT技術はさらなる進化を遂げると予想されている。
特に、動画、VR、IoTといった分野はこれから急成長する可能性がある。
今からでも遅くないので、
- 動画作成や編集方法の習得
- VR技術の使い方の模索
等、ITリテラシーを出来るだけ向上させるように努力されることをおすすめする。