【起業したい人向け】失敗しても諦めるな!薩摩の教えに学ぶ起業家マインド
昨日の記事でもお伝えした通り、起業家には失敗はつきものだ。
私の周りの起業家も、最初からうまくいった人は一人もいない。
昨日、ひょんなことから、薩摩の教えという記事を見つけたので、
今回は、それを紹介したいと思う。
薩摩の教え・男の順序とは?
薩摩の教えとは、鹿児島(旧薩摩藩)に伝わる人間の評価の順番だ。
薩摩の人たちは、鎌倉時代にはじまり、戦国時代、幕末と、激動な時代を生き抜いてきた。その中で育まれたのが薩摩の教え・男の順序だ。
その教えは、西郷隆盛、大久保利通をはじめ、数々の優秀な人材を日本の中央に送り込んできた。
では、実際にどんな教えか?というと、
- 何かに挑戦し、成功した者
- 何かに挑戦し、失敗した者
- 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
- 何もしなかった者
- 何もせず、批判だけしている者
といった内容になっている。
実は、この考え方は、起業家や経営者が人を評価するとき、ほぼ100%と言っても過言ではないほど共通化される。
では、順番に見ていこう。
何かに挑戦し、成功した者
当たり前ではあるが、何かに挑戦して成功した人は、一番評価が高い。
なぜなら、リスクをとって挑戦し、成果を出した人だからだ。
ただ、彼らは一度も失敗しなかったわけではない。
失敗してもめげずに何度でも挑戦し、最終的に成功して今も継続している…というのが正しいと思う。
一発のまぐれ当たりを「成功した」と定義してよいのか否かは、議論の余地があるだろう。
何かに挑戦し、失敗した者
人は、何かに挑戦しようと思ったとき、9割の人は実際に行動しないと言われている。ところが、その1割の中に入り挑戦し、失敗したのだから素晴らしいことだと思う。
失敗したのなら、また再挑戦すればいい。
失敗は、成功の基…というのは、こういったところにも繋がってくるのだ。
自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
いわゆる縁の下の力持ちだ。人によっては、自ら挑戦するよりも、その挑戦者を助けるほうが得意、という人もいる。
それでも、何もしなかった人よりは貢献しているわけで、評価に値するということだ。
そして、会社組織においては、実はこういうサポーターが結構重要な役割を担ってたりするものだ。
何もしなかった者
何もしない、ということは、即ち新しいことに挑戦しなかったということだ。いわゆる現状維持に甘んじてるわけだが、現状維持ではビジネスは発展・継続できない。
起業家を志すのであれば、何かに挑戦していく姿勢が必要だ。
何もせず、批判だけしている者
いわゆる「評論家気取り」の人種だ。起業家の精神とは真逆のタイプだろう。
例えば、
「ほらね、言ったとおりになっただろう」
「だから、最初からそうなると思ってたんだよ」
というセリフがでたら要注意だ。
起業家が評論家になっても、ビジネスは全く発展しない。
また、「評論家」は大抵無責任なので、自分の発言に責任を持つ人はいない。
彼らの話は聞き流すのが得策だ。
起業家は、挑戦してこそ起業家
世の中をよくするために、新しいことに挑戦していくのが起業家だ。
最初から答えを知っている人がいるわけではない。
結局のところ、実際に行動して結果を見なければわからないことが多いのだ。
従って、起業家を志すのであれば、いつかは「何かに挑戦し、成功した者」になれるように、日々挑戦していったほうが良いだろう。