【フリーランス向け】リモートワークする際の注意点
働き方改革の一環で、リモートワークを導入する企業やフリーランスが増えてきた。ところが、まだまだリモートワークのメリット・デメリットを正しく理解し、適切に導入で来ている企業が少ないのが現状だ。
今回は、リモートワーカー向けに、リモートワークの注意点についてお伝えする。
セキュリティを意識する
まず最初に重要なのが、セキュリティだ。
リモートワークの性質上、外出先のカフェや自宅で作業することがあるだろう。その際に、仕事の依頼主の個人情報や機密情報を漏洩することはあってはならない。
少なからず、以下の点は注意しておくべきだ。
- PCにウィルス対策ソフトをインストールする
- PCのモニターには、覗き見防止フィルターを張る
- 音声のやり取りを伴うTV会議(Skype等)は、できる限り自宅や個室内で行う
- 外出先では、可能な限り機密情報や個人情報を操作しない
通信速度を意識する
意外と重要なのが作業スピードだ。
オフラインで作業可能なExcel(Googleスプレッドシート)による資料作成であれば問題ないが、ある程度のファイルをアップロードする作業が発生すると、通信速度が重要になってくる。
あまりに遅いと、アップロードに時間がかかってしまい、場所の移動すらままならなくなってしまう。
できるだけ通信速度が良い環境で作業するか、ポケットWifiを持ち歩く等の対策をとっておいたほうが良いだろう。
時間に余裕をもつ
リモートワークが主体になってくると、TV(Skype)会議やチャットによるコミュニケーションが頻繁に行われるようになる。
ところが、TV(Skype)会議は、PCの環境や通信状況によって、すぐに開始できないことも考えられる。
例えば、TV会議(Skype)の開始15分前には、インターネットに接続可能な環境にいる等、ある程度余裕をもって行動したほうが良い。
逆に、相手が想定外のアクシデントにより、すぐにTV会議(Skype)が開始できないことも考えられる。相手が海外にいる場合はなおさらだ。
お互い想定外のアクシデントにそなえて、TV(Skyoe)会議は、従来の会議よりのある程度バッファを儲けておいたほうが良いだろう。
時差を意識する
最後に、日本人で忘れやすいのが時差だ。リモートワークが主体になると、世界各地で作業ができるようになる。
それこそ、1~3月はバンコクやプーケットで作業し、4月以降は日本に戻って作業するといったことが可能になる。
ところが、世界各地で作業するのに慣れてしまうと、現地時間の感覚になれてしまい、発注元の時間とのずれが生じてしまう。
例えば、
- 締め切り時間
- TV会議時間
- 共同作業時間
といった、日本国内ではごく普通に考えていた時間間隔も、クアラルンプールだと時差ー1時間、バンコクやジャカルタ、ハノイに至っては時差ー2時間となる。
従って、スケジュール確保や締め切り時間を共有する際は、お互いに「時差」も意識する必要がある。
最後に
日本は、冬になるとインフルエンザが蔓延する。そのような場合は、無理に出社せず自宅で作業できたほうが、体調管理にもプラスになる。
さらに、リモートワークが定着すれば、より家族とのコミュニケーションの時間も取れるようになるし、何より作業時間が成果と直結しなくなるので、作業実績は純粋に成果に対して評価されるようになる。
フリーランスになってリモートワークでお仕事したい方や、リモートワークを導入したい企業の担当者の中で、リモートワークの導入の仕方にお困りの方がいらっしゃったら、ぜひお問い合わせフォームよりお声がけいただきたい。無料でコンサルする予定だ。