【マーケター向け】有益なオウンドメディアを作ることができる、外注先やパートナーを選ぶ重要な4つのポイント
メディア、という言葉が氾濫している昨今、自社でオウンドメディアを構築するケースは多いのではないだろうか?
今回は、私の経験をもとに、有益なオウンドメディアを作ることができる、外注先やパートナーを選ぶ重要な4つのポイントについて紹介する。
メディアの本質と、生まれる利益を分かりやすく説明できているか?
メディアとは、「媒体」と定義されるわけだが、最近は「メディア」という言葉を乱発するマーケターやディレクター、プロデューサーが多い印象がある。エンジニアも横文字を多用することがあるが、相手が理解できなければ意味がない。
つまり、
は、一番重要なポイントだ。
特にオンラインメディアの場合、SNSをはじめとしたユーザー導線を意識できているか?は大事な要素である。
メディアを語るとき、自分本位になっていないか?
当たり前の要素だが、相手のビジネスの成長のためにオウンドメディアが存在する。
ところが、最近のマーケターやディレクター、プロデューサーの中には、相手のビジネスの成長をどうするか?の視点が抜けてしまっていて、アクセス増を目標としたり、いいね!の数を目標にしたりと、クライアントのビジネスの成長につながる目標設計ができない人たちもいる。
特に、
は、シビアに見ておいたほうが良いだろう。
自社の強みとターゲットへのコミットメントをバランスよく考慮しているか?
前の2つのポイントより若干ハードルが上がるが、クライアントの強みを生かしつつ、ターゲットとなるユーザーに対してのコミットメントをバランスよく考慮できているか?も確認しておいた方が良い。
あまりに自社の強みをアピールしすぎても、ユーザー離れしてしまっては元も子もないし、ユーザー目線を追求あまり自社の強みが生かせないのであれば、宝の持ち腐れになるケースもある。
は、コンペになったときの選定要因にしてもよいだろう。
分析から仮説立案まで、トータルサポートができるチームを持っているか?
最後に、オウンドメディアの運用面も考慮しておく必要がある。
アクセス分析、ヒューイスティック分析など、多面的に分析したうえで仮説立案や企画に落とし込んで、目標に向かってトライアンドエラーができるか?は重要な要素だ。
当たり前のようでいて、当たり前ではないのが現状だ。
例えば、
- アクセス分析は外注していてチームに組み込まれていないため、分析結果が企画に反映されておらず、思うようにPVが伸びなかった。
- エンジニアが専属でなくスポットでアサインされているため、メディアの特性や戦略面の引継ぎができておらず、機能実装で手戻りが多くなっている。
といった負の側面が、オウンドメディア構築に思わぬ悪影響を及ぼすこともある。
は、できるだけ軽視せず選定ポイントとして考慮しておいたほうが良いオウンドメディアを構築できる可能性は高くなるはずだ。