【マレーシア移住計画】マレーシアに移住して場所の自由を得る
前回は、時間・場所・仕事の3つの自由と、それを得る方法の概要について説明した。
今回は、前回とだいぶ間が空いてしまったが、マレーシアに移住することの関係性について説明しようと思う。
場所の自由がないリスクの恐ろしさ
今回の移住計画の発端は、実は「東日本大震災」だった。
あのとき、自分は幸いにも渋谷のオフィスにいたが、社内外の人々は全員無事だった。
しかし、社内外で帰宅困難者が続出し、中には会社で一晩過ごす人もいた。
そんな中、私は一人自宅がある浅草まで歩いて帰った。
その時、一人歩きながらふと思った。
「自分は幸い、浅草に住んでいるから、歩いて帰ろうと思えば帰れる」
「家族も近くに住んでいるし、安否の確認はすぐできる」
「だが、もし家族が遠く離れていたら?」
「また、大きな地震が首都圏を襲ったら?」
様々な考えが頭をよぎった。
そう。日本は世界の中でも有数の災害大国である。
夏は大雨、地震や火山の噴火など、数をあげれば枚挙にいとまがない。
世界的にも災害が少ない国へ移住する
その時本気でそう思った。
そこで、様々な国の災害時上・火山活動やプレート構造を調べた。
そして、唯一有史以来~現代までで災害が最も少ない国の一つが「マレーシア」だった。
つまり、自然災害のために備えるリスクが小さい。
それは、生活基盤を維持していくうえで非常に重要なファクターとなる。
また、食料品や家電品の物価も日本とさほど変わらず、むしろ安い。
だから、場所の自由の恩恵を得られやすいマレーシアに移住しようと決めたのだ。
シンガポールも環境としては類似しているが、物価が非常に高い。
ベトナムやタイ、フィリピンは、洪水のような自然災害が多いため、マレーシアよりもリスクが高いと判断した。
決め手となったのは、マレーシアが「イスラム圏」でありながら、政教分離しており、多民族が入り混じった合衆国のような国家だったことである。
現地のマレー人、ジャワ人、華僑、、インド人、アフリカからやってきた黒人など、
あらゆる人種が集う活気のある国。
それがマレーシアなのだ。
次回は、時間の自由を選ぶために、自分が今何をしようとしているのかお伝えできればと思う。
※本記事は、過去ブログから転記したものである。