福を呼ぶ人脈とは?
先日、とある案件の打ち上げのため、お客様のご自宅にお邪魔してささやかなパーティに参加してきた。
そこで、偶然にお会いしたのが、海外でも有名な引っ越し会社を営む、X氏であった。
X氏もまたお客様に招かれたのであるが、私のような若輩者がお会いできるランクの人ではない。
今回は、その福が来る人脈の作り方について考察する。
人脈は作るものではない。
人脈を作るという言葉はあまり好きではない。なぜなら、作ろうとした人脈は、下心があって出来たものが多いため、お互いの利害関係が崩れれば、すぐに吹き飛んでしまうからだ。
逆に、偶然で出来た1つ人脈を育てに育てると、思わぬ福を呼び込むことがある。
今回のケースもまさにその通りで、お客様のサイトリニューアルのために、かなり難しい要望にもくらいついていった。
(お金を頂かないと赤字になってしまう部分は、きっちり請求したが…笑)
その結果、短納期でお客様のサイトリニューアルに成功し、最大級の賛辞をいただくことになった。
そして、そのささやかな打ち上げの中で得たのが、X氏との出会いである。
そのX氏は、ご自身の事業の他にも、海外日系新聞放送協会 副会長をされていたりと、かなり人脈の幅広い方で、素晴らしい知見・見識をお持ちの方であった。
私は、お客様に感謝してもしきれない程のひと時を過ごすことが出来た。
お客様には、すぐにそのご恩を返すことはできないが、まずは目の前の仕事を一生懸命やろうと改めて心に誓った。
おそらく、X氏と人脈を作りたい!と思っても、なかなかお会いできるような人ではなかったであろう。
人脈。特に非常に太い人脈は、作ろうと思っても作れるものではないのだ。
身近な人に地道に、愚直に、誠実に接するのが、よい人脈を得る一番の近道。
では、どうすれば太い人脈、福が来る人脈を作ることが出来るのか?
1つは、まずは目の前のお客様やご友人、ご知人を大事にすることだと思う。
たまにいるのが、次から次へ無節操に人に会いに行ったり、その人のステータスばかりを見てしまいその方の本当の良さを知ろうとせずに人脈を作る方がいる。
それは、「この人とつながっておけば自分にとって利益になる」という邪な考えからくるものだ。
そういう人は、いつまでたってもよい人脈を築くことが出来ない。
よい人脈を得たい人は、まずは、
- 目の前の人を大事にする。
- 身近の人に対して地道に、愚直に、誠実に接する。
というところから始めてみてはいかがだろうか?