【これからエンジニアになりたい人向け】プログラマになると同時にマーケターになったほうが良い理由
IT業界に携わろうとする人や、、IT業界を志す人は、必ずと言ってよいほど一度はプログラミングを学習する。ところが、マーケターを目指す人はあまりいないようなイメージがある。
今回は、プログラミングを学習する人たちに、同時にマーケターを目指すべき理由についてお伝えする。
プログラムが手段たり得るもの、売上の拡大orコスト圧縮
よく、
と主張している人がいるが、それは半分正解で半分は誤りである。
確かに、プログラムは手段であるが、それは、
- 売上を拡大するための自動化の手段
- コスト圧縮のための自動化の手段
という2つの側面に分けることができる。
システムを考える人は、必ずこの2つの側面を頭の片隅に置いている。
マーケターの視点を持つと、要件定義がやりやすくなる
さらに、プログラムを書く人がマーケターの観点を持っておくと、システムのグランドデザインを考えるときに非常に役に立つ。
特にCMSやECのような、Webに関するプログラムを勉強する場合、必ずSEOやSNS等のマーケターも絡んでくる機能を意識せざるを得なくなる。
マーケターの観点を持ってプログラムを書くと、プラスになることが多いのだ。
UI(ユーザーインタフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)の実装にも、マーケターの観点は有益
さらに、Web系だと、HTMLやCSS、JavaScriptで画面実装を行うこともあるが、その際にUIやUXに関するところでマーケター目線を持っておくと、ユーザーにとって使いやすいか否か?つまり、ユーザー目線でチェックしやすくなる。
そうすることで、よりコンバージョンに結び付きやすいボタン配置や文言配置を考えることができるようになる。
マーケター目線が身につかない場合は、まずはコスト圧縮から
マーケターやカスタマーサポートの方がプログラムを学習する場合、比較的マーケターの観点を学習しやすいのだが、エンジニア目線だとどうしてもマーケター目線で物事を考える習慣がついておらず、なかなか観点が身につかない。
これは、私もインフラエンジニア上がりなので、痛切に感じているところだ。
こういった人たちは、無理にマーケター目線を目指すのではなく、最初にコスト圧縮のプロジェクトをひたすらこなした方が良い。
エンジニアの得意分野でもあるし、数をこなしていくうちに、実際に利用者からフィードバックを得ることも多くなるので、時間がたつにつれユーザー目線やマーケター目線を身に着けることができるようになる。
これからプログラマーを目指す人、プログラミングを学習する人は、ぜひマーケター目線をもってプログラミングを学習することをおすすめする。