東日本大震災から8年。新しい働き方(ノマドワーカー、フリーランス)が社会に貢献できることとは?
東日本大震災から8年が経った。
謹んで亡くなられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、ご遺族の方々にお悔やみを申し上げたい。また被災された方々、今なお避難生活を余儀なくされている方々に心からお見舞いを申し上げる。
ところで、当時、都心で働いていた人たちは、多かれ少なかれ帰宅難民になっていたと思う。私もその一人だ。
その時、
と決意したことを今でも覚えている。
今回は、新しい働き方(ノマドワーカー、フリーランス)が社会に貢献できることについてお伝えする。
場所と時間の制約からクライアントと自分を解放して、生産性を向上させる
私は、3年前に起業して海外に生活拠点を映すことになったわけだが、そのメリットは計り知れない。
一番大きなメリットは、
- 通勤時間や業務時間の制約がなくなり、その時間を他のことに費やすことができるようになった
- 働く場所の制約がなくなり、自分が居たい場所で仕事ができるようになった
- 家族や大切な人、友人との時間をより大切にするようになった
といった点があげられる。
それだけではない。
クライアント側も同じメリットを享受できるようになったのが大きい。お互い合意した時間でSkype等のコミュニケーションツールで会話ができるからだ。わざわざ指定した時間のアポイントを取り、オフィスにお邪魔して話をする必要がない。
それだけ、場所と時間に依存しない働き方は、クライアントと自分自身の生産性を大きく上げることができるのだ。
通勤ラッシュ地獄の緩和と地方再生
次に社会に貢献できることは、
- 首都圏の通勤ラッシュ地獄の緩和
- 地方都市の活性化
- 脱核家族化
といった点があげられる。
確かに都心に居住し、都心で仕事をしたほうが便利だし、遊ぶ場所も多い。
ところが、皆が首都圏に集中して居住し、そこで生活するようになったら、地方の活力は間違いなく失われてしまう。
それだけではない、地方の活力が失われてしまうと、地方の特産品の生産性も落ちるし、場合によっては特産品の生産の継続が困難になってしまう。
さらに、現在の都心の交通状況は明らかに異常だ。埼京線や中央線の乗車率は非常に高く、痴漢の冤罪に巻き込まれる可能性は依然として高い。そして、観光客の様にスーツケースを持って移動する人からすればかなり不便な状況だ。
ノマドワーキングを実現するからには、地方を盛り上げるためにも、田舎への移住を選択しとして持ってもよいと思う。
その点、イケダハヤト氏は地方移住で頑張っていらっしゃるので、働き方として参考になる部分は大いにあると思う。
◆まだ東京で消耗してるの?
http://www.ikedahayato.com/
子育てや家族介護の充実
また、ノマドワーカーやフリーランスになると時間や場所が少なくなるので、家族介護や子どもの世話と言った、多くの時間的制約を余儀なくされるケースにも柔軟に対応できるようになる。
特に子育て中のママやパパ、家族介護を余儀なくされる人たちにとっては、最適な働き方だろう。
例えば、子どもが熱を出したり、両親がケガや病気で動けなくなったときに、わざわざ会社を休むといった煩雑な手続きを踏むことなくなる。
自分の時間を自分の責任で自由にコントロールができるようになると、より子育てや家族介護の充実がはかれるようになるはずだ。
どうすればフリーランスやノマドワーカーとして働けるのか?道しるべが必要
ところが、我々日本人は、未だにフリーランスやノマドワーカーといった新しい働き方に慣れていない。
これは、日本の社会にとっても国にとってもよいことではない。
今後、少子高齢化社会になる日本が生産性を維持していくためにも、
といった観点を、今後も当ブログでお伝えしていこうと思う。