やりたいことは、まず独りで始める
やりたいことがあるのに、中々実現できない人がいる。
私のところにも、たまに「○○○○をやりたいんです!どうすればよいか教えてください!」というお問い合わせをいただくことがある。
が、たいていそのケースは、○○○○が実現したことはないし、「
○○○○できました!」という喜びの報告を頂くこともない。
今回は、やりたいことを実現する場合に、周りの人をどう巻き込むとよいか?という視点で、私の経験をお伝えする。
「他力本願だけ」では、やりたいことは実現しない
「一所懸命」または「一生懸命」という言葉がある。その語源は、鎌倉武士の所領を守る(一つの所に命を懸ける)というところから来ている。
それだけ、自分の財産を守るためには、命を懸けてでも1つの所を守るべし!というのが当時の風潮だった。鎌倉武士は、所領がなければ自分の食い扶持(≒年貢、給料)が入ってこないからだ。
ただし、最近はホリエモンの「多動力」の影響からか、様々なことに手を出して同時並行していこう!的な風潮が強くなっている。確かに、インターネットが発達し、リモートワークが自由自在にできるようになった今、あらゆることを並行して推し進めることは可能だ。
だが、その反面、様々なことに中途半端に首を突っ込むだけで、「他力本願」の「多動力」を発揮する輩が増えているのだ。その結果、思うように事が運ばず、泣きついてくる人も中にはいる。
詳しくは、過去の記事「【読了】多動力の重要さと巷に見る誤解」にも書いたので、是非お読みいただきたい。
逆に、支援する人の立場になって考えてほしい。
そのような「他力本願」の人を助けたいと思うだろうか?
自分のやりたいことなら、まずは自分でやってみろ!
何事もそうなのだが、一生懸命にやりたいことを推し進める人は、他人から見ても生き様がカッコいいのだ。そういう人ほど応援したくなる。
また、以下のツイートにも真実が記されていると思う。
最近何かを「一緒にやろう!」と誘っていただくことが増えた。自戒も込めて、中心人物が常に自らに問うべきことは「たった一人でもそれを実現する覚悟があるか?」だと思ってる。
— あそび屋Kai✨ミチマヨフレンド (@niteandday) 2018年12月17日
一人でも必ず実現する。でもこのメンバーならもっと良いものができる。というのでないのならチームである意味はない。
まずは独りで一生懸命やれば、
自ずとそれを見た人が助け舟を出してくれるはずだ。